
化粧水は何のため・・・?
肌の老化といえば、シワ。シワの原因はみなさん、乾燥と思われていませんか?
よく化粧品販売のカウンターなどで肌の水分量などを測られて化粧水を勧められて、ついつい買い込んでしまった経験のある方もいるのではないでしょうか?
シワは乾燥によってできる・・・
だから、化粧水で肌にたっぷり水分を与える・・・うるおって、シワが伸びる・・そんな考えが結構、浸透していますよね・・・?
化粧水=肌のうるおい
でも、これは違います・・・化粧水がそのまま、肌の水分になるわけではありません。それは、なぜか?化粧水は大半が水なので保湿成分はあまり配合できないからです。化粧水に過度の保湿効果の期待はできません。
肌の水分のもとになるのは、肌の奥からのもの。つまり、体からのもので、外から与えた水分がそのまま、肌の水分になるわけではありません。むしろ、外からの水分は時間が経てば、蒸発し、蒸発と同時に水分を奪う事すらあります。
洗顔後は化粧水と保湿成分の入った美容液をつける。これがシンプルで有効なスキンケアです。どんな肌質にも共通して言えることです。ですので、化粧水は保湿以外の目的に使ってみた使用感、好みで選んでいいと思います。
抗酸化や美白や毛穴の引き締めなど、美肌効果の期待できる水溶性の美肌成分を含む化粧水がおすすめです。
正しい化粧水の付け方は?
そして、実際、化粧水をつけるときに、肌を刺激しないように気を付けたい点があります。
コットンで付けますか?
手で付けますか?
どちらが正解?
普段のスキンケアでは、コットンで付けない方がよいでしょう・・。コットンでパタパタとたたくようにつけている方もいらっしゃるのではないでしょうか?化粧水が肌の奥に浸透するイメージから、そのようなやり方をするのでしょうが、水分はほとんど肌に入り込んでいきません。たたくこと自体が肌を刺激して良くありません。赤ら顔やシミの原因にもなりかねません。また、たたかないでも、コットンで肌をこする動作によって、繊維の刺激によって肌の小さな角質に小さな傷ができてしまいます。角質に傷がつくと、肌のうるおうが蒸発し、外からの刺激が入りやすくなり、乾燥したり、シミやシワの原因・・老化を招く要因にもなりかねません。
化粧水は手のひらでつけるようにしましょう。
使用量は化粧水の取扱説明書を参考に適量を手にとり、まずは顔全体にさっとなじませます。こするのではなく、包み込むようなイメージで行ってください。そして、中指と薬指の腹を使い、顔の内側から外側へ、下から上へ、なじませます。鼻は上か下へなじませてください。肌の上を優しくすべらせるように・・・デリケートな目元、口元はやさしく押さえるように・・・老化しやすい首にも塗って下さい。